音楽バカの高校生”ツルキ・カナデ”は
メジャーデビューをかけた
オーディションが
開催されると聞きつけ、
春休みを利用して地元の沖縄から
はるばる東京へ。
しかし、慣れない都会で
カナデは交通事故に遭い
その短い生涯を終えてしまうのだった。
ふと目覚めると
壁も天井も無い真っ白い空間に、
長い銀髪と蒼い瞳の美しい少女が一人。
死を司る女神”アオイ”だと名乗る彼女は
“成仏”か“転生”を選べると言うが、
音楽への情熱が
捨てても捨てきれない
カナデは転生しか道はなかった。
転生の儀式だと言い
アオイは歌を捧げるが、
その美しい歌声は
カナデの変なスイッチをONにした!
「キミめちゃ良い声してんな!
俺の曲をキミが歌ったら
ゼッタイ流行ると思うんだ!
一緒に行こう!!」
そうして、ごたごたしているうちに
アオイもろとも
異世界へ転生してしまうのだった。